完全受注生産!
超こだわりミドルアウター
弊誌の長寿人気連載「居酒屋ナウのれん」でお馴染みのコラムニスト・いであつし氏と、服飾業界の重鎮であるモヒートのデザイナー・山下
裕文氏が居酒屋で盃を傾けながら意気投合して実現した本企画。モヒートのデザインソースが米国の文豪、アーネスト・ヘミングウェイであることに対し、今回はいで氏が敬愛する日本の文豪をイメージしたシャツジャケットを製作しました! 細部まで2 人のこだわりが詰まりまくった入魂の一着は、完全受注生産ゆえ手に入るチャンスは今回だけ。ぜひお見逃しなく!
「ナウのれん」番外編も読んでくださいね~♪
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傷みやすい衿裏には補強布を設置。長く着ることを前提とした、山下氏らしい洋服愛あふれる仕様だ。
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某作家が愛用したとされるモンブラン。ポケット奥に別布を当て、ポケットの伸びを防止している。
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風合いのいいウールだが、曰く「より快適な着用感を追求」するため、袖口の裏に別生地を当てたそう。
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前身頃と後ろ身頃を正確に柄合わせ。美しさの反面、「縫製難度は高く、生地のロスも多い(苦笑)」。
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「裾の縫い合わせ部分の裂けを防ぐため、〝力布〞と呼ばれる補強の布を設置」した。写真は裏側から。
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「衿の型崩れを防ぐため、裏側には細かい補強のステッチを施しました」。衿を立ててもヘタらない。
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裾から脇裏まで、縫い代はすべてパイピング。美しさと快適な着心地を「徹底的に追求」した完璧な作り。
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ハンティングジャケットの定番ディテールを採用。生地の傷みを防ぐと同時に、アクセントにも◎。
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ユリア樹脂=尿素樹脂のボタン。まだプラスチックが開発されていない、古き良き時代のディテールだ。
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アメリカンワークウェアの定番的ジップ銘柄。現在はYKKが事業継承するが、品質はむしろ向上!
すいません、今回は営業コラムです。えー、このたび、ますます髭がいいかんじにエイジングしてヘミングウェイに寄せてきたMOJITOの山下さんと、還暦を迎えてますます腹に貫録がついてきたコラムニストのいであつしが共同企画したウェアが、『ビギンマーケット』で発売になります。パチパチパチ~(ここ拍手するとこね)。
どんなアイテムを作ったかというと、MOJITOといえばヘミングウェイ。ヘミングウェイの小説は『老人と海』をはじめ、もちろん小学生のときに図書館で全作品を読破している。ウソです。ゴメンちゃい、山下さん。1冊もちゃんと読んだことありません。でも熊本出身の肥後もっこすな漢の中の漢、山下さんは「いでさん、一緒に作りましょう!」と熱く応えてくれたのだ。え、ホントに作ってくれるの?んじゃ、日本版ヘミングウェイってのはどうでしょう。モノ書き人生ほぼ40年のいであつしが憧れる日本の文豪が着ていそうな服。題して、『MOJITOいであつし文豪モデル』~!
ということで、いであつしが憧れるMOJITO日本の文豪モデル第1弾。誰にインスパイアされたかというと、ベースになったMOJITOのシルバークリークシャンブレーシャツはシルバークリークで釣りをするヘミングウェイにインスパイアされたシャツなので、日本の文豪で釣り好きといえば、そんです、『オーパ!』です。開高 健です。腹の出ぐあいも、ヘミングウェイやいであつしと一緒だし。元コピーライターっていうのも同じなんだからナ。人間らしくやりたいナ。
開高 健の『オーパ!』といったら、やっぱバッファローチェックでしょう~。日本のヘミングウェイはアマゾンでも赤黒のバッファローチェックのウールシャツを着ているのだ。そこでオレから山下さんに提案したのは、赤黒のバッファローチェックのウールシャツJKである。秋口はアウターとして中にサーマルとかシャンブレーシャツとか着られるし、寒くなったらバブアーの下とかにもええよね~。あと、文豪モデルだからペン差し付きのポケットは必須ね。アメカジオヤジはエルボーパッチが大好物なんで、それもマシマシでお願いしました。品質表示のタグには、綿谷画伯に似顔絵も描いてもらいました。ビギンマーケット限定!買って損ナシ!オレも欲しいぞ!さらに第2弾、第3弾の文豪モデルも絶賛企画中!乞うご期待!!